縦の関係は、疑問と回答の関係ですが、できるだけ最初は大まか(抽象的)に全体を捉えながら疑問に答えていく事が大切です。

例えば、「お金がない」問題に対し、非常に具体的な回答である「光熱費が高いから」という答えを出すのは、いきなり具体的になりすぎていて、あまりうまくありません。あまりに抽象と具体の階梯を飛ばしすぎると、的外れな解決策になったり、原因を見落としたりする可能性があります。

縦は階段:細かく繊細な論理の階段をつくろう

すなわち、縦の関係は、論理の「階段」に相当します。できる限り一段一段きちんと昇っていきましょう。「きちんと論理の階段を昇る」というのは「誰がみても、つながりを理解できる」細かさのの階段を指します。誰もが飛躍を感じないくらい、疑問へ「回答」していきましょう!(「提案」の項では、その論理の階段は「相手の理解レベル」に合わせて再構成する事が求められます。)