本書では、数多あるプロセスや技術、マインドやリソースについて書かれた中でも、

多くの問題解決のプロセスで利用でき、プロセスや技術自体を産みだしうる「技術のための技術(メタ技術)」である構造化の技術(ロジックツリー)と、特定業種や特定の目的ではなく、幅広く利用できる問題解決プロセス。加えてこのプロセスの多くの箇所で利用することになる、コラボレーションスキル(コミュニケーション&リーダーシップ)についてお伝えします。

プリント

すなわち、本テキストでは大きく

  • ・個人スキル:一人でも戦える個人スキルとして「構造化の技術(ロジックツリー)」を鍛える
  • ・コラボレーション:力のある個人が集まって創発を生みだすための、コミュニケーションとリーダーシップについて
  • ・プロジェクトマネジメント:やり方を揃え、集結した優れた力を、形に変える

の3部構成となっています。

問題解決スキル

プロジェクトとは、要するに複数人で行う問題解決の一連のプロセスです。ですから、はじめに問題解決に取り組むマインドについてお話します。次に、問題を分解して解決しやすくする構造化の技術についてお話します。最後に、新しい何かを身につけるための技術のトレーニング手法(成長のための方法論)をお教えします。

コラボレーションスキル

個々が力を持っても、それが、バラバラの方向を向いていてはプロジェクトがいいものにはなりません。そこで、コラボレーションのために、まずは広くコミュニケーションについてお話します。その次に、コラボレーションの場である会議の設計についてとチームワークについて記述します。

プロジェクトマネジメント

同じ方向を見れる、力のある仲間たちは、どんな風に実際のプロジェクトを遂行していけばよいのでしょうか?それが、問題解決プロセスです。問題解決プロセスというのは、要するに、プロジェクトというものを「構造化」するとこうなる、という話です。次に、そのプロセスを管理したり、そのためのツールを使いこなす事が必要です。

スキルは反復して血肉になる

これらの多くは、スキルです。スキルは、何度も使って何度も失敗して、何度もやり直して、何度かは成功して、そうして磨かれていくものです。言うなれば、継続的な頭と体の筋トレです。

本書と、その後の実践を通じて、プロジェクトを実現する為の、力を身につけていきましょう。

「問題解決」「ロジカルシンキング」系の書籍をこれまで読んだことの無い人は、もしかすると見聞きしたことのない新情報ばかりのように感じるかもしれませんが、繰り返し読み、構造化の技術や、基本プロセスを習得していく事で、また日常の問題に適用しようとしてみる事で、徐々に「問題解決型」の頭の働かせ方ができるようになるでしょう。