問題解決プロセスとは

問題解決プロセスとは、プロジェクトを行う際に、どのように問題を解決するかを表現した、手順の事です。

このプロセスは、会社や団体が「我々のやり方はこう」と、やり方を持っていることもあれば、即席のチームであれば、話あって決めたり、誰かがやり方を提案したりします。
たとえば、マッキンゼー・アンド・カンパニーの問題解決プロセスは以下です。

  1. 課題設定 / State the problem
  2. 現状理解・課題の分解 / Disaggregate the issues(trees)
  3. 課題の絞り込み / Eliminate all non key issues
  4. 仮説構築と検証作業設計 / Build hypotheses and a specific work plan
  5. 重要分析の実施 / Conduct critical analysis
  6. 打ち手の立案・評価・選択 / Synthesize findings and build argument and recommmendations
  7. 実施に向けてのコミュニケーション

マッキンゼーと言えば、世界最高のコンサルティングファームと言われていますが、だからといって、この問題解決プロセスをそのままあなたが使って意味があるかどうか、というのは全く別の話です。

たとえば、このマッキンゼーのプロセスの中の、検証作業設計や重要分析の実施よりも、実際に何かモノを作ってしまった方が良い(速くて低コスト)場合があります。また、学生団体に所属するあなたは、実施に向けてのコミュニケーションではなく、実際に実行しなくては問題は解決しないでしょう。

このように、業務内容や、テーマ、関心と、人や集団の経験や体験に応じて、問題解決プロセスは無限にあります。書店に積まれているビジネス書の多くは、要するにある業界の中で、個別の成功体験や失敗体験をした誰かが、自分なりの上手くいった問題解決プロセスやその遂行方法を「こうすればうまくいく」と言っているわけです。

もちろん、優れた良書は幾つもあります。中でもきわめてすぐれたプロセス、スキル、マインド、リソースを提示している本に、『デザイン思考の仕事術』[1]と、『リクルート「創刊男」の大ヒット発想術』[1]があります。

 

『デザイン思考の仕事術』は、\textbf{デザイン=人間自身の生活、生き方、そして、生命としてのあり方を提案する仕事}と定義した上で、この仕事術を身につけることで、今まで見えなかったものが見えるようになり、結果を早く出せるようになり、解決できなかった問題が解決できるようになり、複雑な問題への対応が可能になり、そして何より、人びとの暮らしを豊かにする仕事ができる、と言います。


くらたまなぶの「創刊男の発想術」[1]はリクルートでじゃらん、ゼクシィ、とらばーゆなど、14ものメディアを創刊したくらたまなぶによる、「仕事のしかた」をまとめた方法論です。
ヒアリングとブレインストーミングを軸に、ヒトの不満を見つけ、不満を夢に、夢の届け先(ユーザ・顧客)を決めて、何をやるか(市場・ドメイン)を決める。そこから、夢をカタチに、カタチを時空(頻度、納期、拠点、チャネル)とヒト(キャスティング、外注、組織)とカネ(売上、経費、原価、PL、事業戦略)を考えることによって顧客に届ける方法論です。


プレゼント・シンキングは、著者が、昔創業した、株式会社イキゴトの「仕事のしかた」です。自然体で生きて、ふとした瞬間の想いを、即座にかたちに変えられるヒトと環境はどうやってできるんだろうか、という問題意識に端を発する思考法・仕事術です。

ですからここでは、一般的な問題解決のプロセスを提案します。本当にあなたにとって、あなたの団体にとって価値がある問題解決プロセスは、このテキストや、書籍を参考に、自分たちなりに創っていくことが必要です。

それでは、いよいよ問題解決プロセスに入っていきましょう。

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