「意味」について

「意味」について、考えを深めていきたい。

消費者としての「意味」と、生産者としての「意味」という区分で、少し切り分けて考えてみるとどうだろう。

消費者としての、意味。

それはプロダクトやサービスと、自分との繋がり。自分がどれだけそれを通じて「良い時間」が創れるのか、得られるのか。五感が喜ぶこと、ハッとすること、生き方が変わること、成熟すること、童心に還ること。

手段としては例えば、良い会話が産まれることや、本物を知ること。自分のことがわかること。

 

生産者としての「意味」

これも、2つあるだろう。成果に対するものと、プロセスに対するもの。

どちらかといえば、大切なのは「成果」だ。自分の仕事が、一体誰のどんな幸せをつくったのか「消費者としての「意味」をどれだけ創造したのか」その創造に、自分の仕事がどのくらいサポートできたのか。意味があると信じきれているか。同時に、懐疑できて深めることができているか。この生産者としての意味は、そのまま生きた実感に繋がるのだ、と思う。

ヒトによっては、社会や世界の真実の発見も価値だろう。「応用」「短期的具体的な利益・便益」は先の話しで、ひとつ真実に近づくことが、この上なく楽しい。これもひとつの生産。

プロセスに対するものは、消費者としての「意味」に近い。仕事を通じて、どれだけ成長できるのか、とか、新しく誰かと知り合えるのか、とか、仕事を通じてどんな会話ができて、人間が深まっていくのか、とか。

 

ほら、だからあなたの仕事の、あなたの人生の、意味をつらまえて。

 

 

Comments are Disabled