いよいよ、問題プロセスの最後「振り返り」のセクションです。
なぜ実行して終わりではないかというと、振り返りを行うかどうかで、成長速度が劇的に変わるからです。
プロセスと技術それぞれを振り返り、行ったこと・できるようになったこと・次回への課題の3つを整理します。それらをメンバーにもフィードバックします。
更なる成長へ向けて
形式知化(アウトプット)
問題解決のプロセスを通じて、行ったこと、うまくいったこと、うまくいかなかったことなどを総合し、形式知へと落とし込みましょう。具体的には、本書のようなマニュアルの作成や、ブログ等への総括が効果的です。
最後にもうひと踏ん張りするかどうか、最後の詰めをきちんとできるかどうかが明暗を分ける一瞬があります。問題を解決して終わり、ではなく、次の解決の為の振り返りを行いましょう!
問題解決プロセス まとめ
このプロセスは、野球に例えれば「素振り」のようなものです。現実の問題解決では、野球の試合と同じく実際に相手が投げてくる球―取り組む問題―に応じて、深く掘る場所や、順番を変えたり、プロセスを行きつ戻りつする事になるでしょう。プロセスはあくまでも素振り。素振りができるようになったら、問題に応じて柔軟に対応する事が求められます。